2022年12月8日 令和3年度銅管フレア加工・ろう付技術講習会を実施いたしました。
今回も栃木県立県央産業技術専門校で建築設備科の実習場をお借りして、訓練生を含めた講習会を実施しました。
受講者は17名となり、訓練生とふれあいながら講習会は今回で3回目となります
訓練生と一緒に行っているのは栃木県で、来年2月14日の福島県でも予定しています。
当工業会では、社会貢献として訓練生は無償で行っており、材料は日設連から、運営費等は当工業会で負担しております。

今回も栃木県立県央産業技術専門校の校長先生をはじめ建築設備科の先生方にご協力を頂きました。
日設連の坂口部長には資材の提供と機材の貸し出しと、新しい安全治具を取り入れたため作業補佐をして頂きました。
講師は今年も当工業会の他に福島県から色摩様、埼玉県から新様と寺脇様にいらして頂きました。
皆様ご協力ありがとうございました。
この流れを継続し、多くの訓練生に冷凍空調業界に進んで頂ければ幸いです。

ろう付は数年前まで講習会を行っておらず、自己流でやられてる方が多くいらっしゃいます。
正しい知識を学ぶことができるのは、今回のような講習会しかございません。
講習会を受講して、今までやってきたろう付方法が間違っていたとショックを受けられる方もいらっしゃいますが、最後にはみなさん受講してよかったと言って頂けます。

ろうを浸透していなくても気密試験で漏れなければいいのでは?と思う方がいらっしゃるかもしれません。
ろうが浸透しいないと数年でガス漏れを起こしたり、銅管がめくれてしまい冷媒ガスの流れが悪くなり、効きが悪くなったりや圧縮機が加熱して故障の原因となります。

配管断面図

銅管を断面カットした状況

左側

銅管を断面カットを左側から見た状況

右側

銅管を断面カットを右側から見た状況

当工業会として、冷凍空調業界の方々に10年以上経ってもガス漏れがしない正しいろう付技術を身に着けていただきたいと考えておりますので、興味がございましたら次回開催される時にぜひご参加下さい。
銅管ろう付講習会は何度でも受けられますので、しばらく経ってもう1度受けてみたい方は次回以降ご参加ください。

講習会状況写真

SNS記事

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