2023(令和5)年度経産省委託事業銅管ろう付技術講習会の事前告知
予定日
2023年12月8日 金曜日
9:00~16:30
定員
10名程度予定
今年も栃木県立県央産業技術専門校で建築設備科の生徒さんと一緒にろう付講習会を行うこととなりました。
興味がございましたら応募して下さい。
募集
募集は10月頃に行います。
※感染症の感染拡大状況により中止になる可能性がございます。
講習内容
9:00~9:10
挨拶・事務連絡 (カリキュラムの説明、安全作業の注意)
9:10~9:40
動画による作業準備・フレア加工要領、ろう付作業要領視聴
9:40~12:00
フレア加工説明
フレア加工
Φ9.52✕Φ12.7 気密試験・フレア加工評価
2回作業
ろう付
φ31.75銅管+ソケット継手接合
1回目作業(普段のろう付) 1回目浸透評価
12:00~13:00
昼食(弁当あり)
※栃木県立県央産業技術専門校の訓練生分の弁当はございません。
13:00~16:00
ろう付
φ31.75ソケット継手接合2回目作業 浸透評価
ろう付
φ31.75銅管+チーズ継手接合
1回目作業浸透評価、2回目作業 ・評価
ろう付
CO2用φ19.05銅管+ソケット継手接合
1回目作業・浸透評価 、2回目作業・評価
ろう付
φ31.75ソケット継手接合遮へい板あり
1回目作業・浸透評価、2回目作業・浸透評価
清掃(工具類片付け)
16:00~16:30
総括
修了証授与
アンケート記入
ろうの浸透不足による配管内部がめくれた事故事例
銅管の継手にろうを浸透させないと年数が経過にすると冷媒ガスの流れにより継手接合部で銅管がめくれてしまい、ガス漏れを起こしたり、冷媒の流れが妨げられエアコンの効きが悪くなったり、圧縮機が加熱して故障になります。
気密試験でガス漏れがなければ問題ないからと、継手の外部にだけろうを乗せているとこの様なことになります。
この様にならないためにも本講習会で正しい銅管ろう付技術を学びましょう。
令和4(2022)年度日設連銅管フレア加工ろう付技術講習会アンケート集計結果
技術講習会開催に伴い受講者の皆様にアンケートをお願いし、実習に対する評価と意見等をまとめました。
- フレアの大きさの基準をあまり良く解っていなかったので、フレアゲージでの確認が知れて良かったです。
- バリ取りでフレア面を傷つけてしまうことがあったので、気をつけたいと思います。
- フレア加工でいつものようにしてたら、基本のフレア加工で漏れ確認出来て良かった。今後に活かしたい。
- フレアゲージを使用しての実習だったので、普段の自分の感覚とどのくらい誤差があるか確認出来て良かったと思いました。
- キズや潰れいない工夫など細かく教えてくれた。
- 銅管と継手への火を当てるコツが良く理解出来ました。
- 自分のろう付の技術レベルが分かり、弱点が分かったので良かった。
- 加熱具合、ろうの差しかた等勉強になりました。
- 今までとは違う方法でのろう付を教えて頂いたので、今後の作業に活かしてみたいと思います。
- 普段の施工時に於いては、溶接箇所にどの程度ろう材が浸透しているか見る機会がないので、参考になりました。
- 適切なアドバイスや、自分にたりない部分、2回目に行う前の課題が明白だったため自分で気をつけながら出来た。
- 現場での経験等を教えてもらい、より実践に近い方式で教えて貰った。
- 一つ一つ丁寧に分かり易く教えて頂いたため理解しやすかったので覚えやすかった。
- ろう付作業の評価時、どのようにしなければならなかったのか教えて頂けたのはスキルアップにつながった。
- 自分の視点から気づけないところのアドバイス、コツの教え方がとても勉強になりました。