令和6(2024)年度 経産省委託事業 銅管ろう付技術講習会 募集
今年も栃木県立県央産業技術専門校で建築設備科の生徒さんと一緒にろう付講習会を行うこととなりました。
興味がございましたらぜひ応募して下さい。
過去の銅管ろう付け講習会
実施日
2024年12月13日 金曜日
9:00~16:30
受付 8:30~
※講習の進行により講習内容や時間を変更することがございます。
定員
募集 10名
参加資格
ガス溶接技能講習修了者
現在、実務でろう付施工業務に携わり、かつ1年程度の経験を有する技能者
講習受講料
会員 ¥5,000円(消費税込)
一般(非会員) ¥25,000円(消費税込)
※昼食付き消費税込み
申込・受付期限
【受付期間】
2024年10月15日(火)~11月22日(金)
お問合せ・申請先
一般社団法人 栃木県冷凍空調工業会
〒320-0852 栃木県宇都宮市下砥上町1496−1
電話:028-645-8807
講習会 会場
栃木県立県央産業技術専門校
〒321-0905 栃木県宇都宮市平出工業団地48−4
見学について
会員の方は興味がございましたら見学にいらして下さい。
見学はセキュリティ上、会員の方に限らせて頂きます。
見学会場:栃木県立県央産業技術専門校 建築設備科 実習場
見学時間:10:00~15:00
※ご来場の際は名刺をご提出下さい。
講習内容
9:00~9:10
挨拶・事務連絡 (カリキュラムの説明、安全作業の注意)
9:10~9:40
動画による作業準備・フレア加工要領、ろう付作業要領視聴
9:40~12:00
フレア加工説明
フレア加工
Φ9.52✕Φ12.7 気密試験・フレア加工評価
2回作業
ろう付
φ31.75銅管+ソケット継手接合
1回目作業(普段のろう付) 1回目浸透評価
12:00~13:00
昼食(弁当あり)
※栃木県立県央産業技術専門校の訓練生分の弁当はございません。
13:00~16:00
ろう付
φ31.75ソケット継手接合2回目作業 浸透評価
ろう付
φ31.75銅管+チーズ継手接合
1回目作業浸透評価、2回目作業 ・評価
ろう付
CO2用φ19.05銅管+ソケット継手接合
1回目作業・浸透評価 、2回目作業・評価
ろう付
φ31.75ソケット継手接合遮へい板あり
1回目作業・浸透評価、2回目作業・浸透評価
清掃(工具類片付け)
16:00~16:30
総括
修了証授与
アンケート記入
ろうの浸透不足による配管内部がめくれた事故事例
銅管の継手にろうを浸透させないと年数が経過にすると冷媒ガスの流れにより継手接合部で銅管がめくれてしまい、ガス漏れを起こしたり、冷媒の流れが妨げられエアコンの効きが悪くなったり、圧縮機が加熱して故障になります。
気密試験でガス漏れがなければ問題ないからと、継手の外部にだけろうを乗せているとこの様なことになります。
この様にならないためにも本講習会で正しい銅管ろう付技術を学びましょう。
令和5(2023)年度日設連銅管フレア加工ろう付技術講習会アンケート集計結果
技術講習会開催に伴い受講者の皆様にアンケートをお願いし、実習に対する評価と意見等をまとめました。
日本冷凍空調設備工業連合会 HPから抜粋
- フレア加工実習で良かった点(アンケートから抜粋)
- フレアツールごとのフレア部の誤差が知れた。
- 工具の不良がわかった。
- モンキーレンチのみでどこまで締めればいいのか勉強になりました。
- 自分の施工に不備がなかったことを、再度確認する意味で施工練習を行えた。
- バリ取りの際に周りが傷つくことや、切断の力加減など、改善することができた。
- 会社の中で教わることと違う視点からフレア加工の方法を教えていただきました。
- 漏れないための理論がわかった。漏れないために気をつける点もわかった。
- 今まで作業の中で少し勘違いしていた部分を講師の方に教えていただいた。
- 今後の業務、資格等に活かすことができる講習を受けられて良かったです。
- フレアゲージを実際使ってフレアの良悪判断が出来たので、業務で使っていきたい。
- フレア加工をする前段取りの面取り自体が甘かったことがわかった。
- 加工したものに耐圧をかけて漏れがないかの確認するのが良かった。
- 的確なバリ取り方法、フレアゲージの使い方など、指導いただき良い機会でした。
- フレアツールの使い方の間違いに気づけたこと。フレアゲージが特によかった。
- ろう付実習で良かった点(アンケートから抜粋)
- 日頃は見ることのないろう付けの内部まで見ることができ今後の課題等が見えた。
- 自分で良し、と思っていたレベルが低かったことがわかった。
- ロウの入り具合が甘いことがわかった。
- CO2用銅管の溶接が経験できた。
- 様々な種類の溶接を体験できた。
- 実際にろう付した配管を切断した事が無かったのでとても勉強になりました。
- 何度もやらせてもらえて練習になった。
- 普段の溶接練習などではできないような状況を想定しての実習だった。
- 遮蔽物のある場合では裏側への確認作業を徹底することを学ぶことができた。
- 様々なシチュエーションを学習でき、切断工具も使い方を学べ非常に良かったです。
- 熱とロウの流れの関係が良くわかりました。
- 切断する事でロウのまわりを確認する事ができ、加熱不足を認識する事が出来ました。
- ろうを直接溶かすのではなく銅配管に流れるイメージがわかった。
- バーナーの当て位置、ろうの溶かす位置など詳しく教えてもらい良かった。
- 銅管の浸透がとても大切であった。また、余熱にてろう付けする事が勉強になった。
- 講師の方にコツを教わって、その通りやったら上手くなった。
- 講師の助言で良かった点(アンケートから抜粋)
- 溶接している所を見せてもらい、作業時間や火の当て方など勉強になりました。
- 壁がある場合のろう付けが苦戦したが、講師の方が根気強く教えてくださり上達した。
- 基本はもちろん、コツなど教えて頂けたので非常に為になりました。
- 確かな技術力を持った講師の方々に、直接指導していただけてよかったです。
- 質問にすぐ答えてくださり、積極的に声をかけてくださってありがたかったです。
- 丁寧な指導に加え、自分の手を持って体感させてもらえたのがわかりやすかった。
- 1回目で出来ていない部分のアドバイスをもらい、2回目で改善する流れが良かった。